私がkindleを執筆するのは17冊目。
今回は、双極性障害(双極症、躁うつ病)のkindleを執筆してみました。
双極性障害もなかなか奥の深い障害なので、1冊にすべてを網羅するのは難しいかなと思い、今回は「①うつ療養編」ということで出させてもらうことにしました。
ちなみに、今回の表紙イラストおよび挿絵は職場の利用者さんの中から「描いてみたい!」
と立候補してくださった方にお願いする予定です。
立候補者が複数いるので、テストイラストを描いてもらうことにしました。
どんなイラストがあがってくるか、とても楽しみですね。
表紙のイメージとして、私の方から提示をしたのは、こんな感じのものです。

(え、私のセンスに問題アリでしょうか……?)
あがってきたイラストとうまくマッチしなければ、私がデザイン変えればいいだけなんですけどね。
とまぁ、デザインについてはそんな感じで。
双極性障害のことを細かく理論的に話してもなかなか難しいのですが、ひとことで言うと
「気分の波が人より大きくて、生きづらい障害」ともいえるでしょう。
そして、ほぼ一生お薬を飲み続けていないと、再発率が非常に高いと言われています。
まったく薬を飲まないと、1年での再発率も40%とか?
2年で60%とも聞きました。
だから、双極性障害は「治癒」という表現はしません。
症状が影をひそめていても、「寛解(かんかい:今は症状出ていませんよってやつですね)」と言いますね。
ただ、双極性障害の症状の出方って結構バラエティに富んでいるので、
ある人の体験談(話せる範囲内です、もちろん)とインタビューを中心に執筆しています。
双極性障害のいちばんのつらさは、
「気分が上にも下にも人より揺れ動く」
ことですね。

そのことによって、気分が上がったところからドーンと底まで落ちてしまう。
気分が上がっていたかと思うと、急にうつ状態になってしまう。
これは本当にしんどいです。
そして、この気分の大きな波(私は津波級だと思っています)に呑み込まれることがなかなか他人に理解されづらいところが、また双極性障害のしんどいところなのではないかと感じています。
そんな双極性障害について、何冊かシリーズで書いてみようって思っています。
このブログをお読みいただいたあなたにも、
「双極性障害についてこんなことが知りたい」
「双極性障害の人とどう接したらいいの?」
など疑問がございましたら、ぜひお問い合わせからご連絡くださいね。

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