自分自身をときに振り返ることは、大事なことです。
自分自身の人生が順風満帆ではなかった場合、それはときに痛みを伴う行為でもあります。
ですが、その痛みを表現し、乗り越えたとき、より自分に起こった出来事を客観視することができます。
私は今、「人生はジェットコースター 躁うつ病はいつだって波乱万丈!②就労編」を執筆中です。
内容としては、躁うつ病である友人が、自分の就労人生を振り返って、ときにアドバイスをくれるような内容になっています。
自分の就労人生が長ければ長いほど、良い思い出ばかりではありません。
思い出したくない過去も中には存在します。
それを「自分史」として振り返ることによって、その思い出が決して黒歴史だっただけではなく、その人の中に何らかの意義を残していった、というふうに変換することができるのです。
「物語(この場合「自分史」)の書き換え」
なんて表現をすることもありますが、黒歴史だったと思っていたところから、ここは人生の教訓として学べたのではないか?
未来から振り返ると、ここがターニングポイントだったのではないか?
など、新たな発見もあります。
さらには、未来からの視点で言うと、その黒歴史と思っていたものは必然であったともいえるかもしれません。
そのことがなかったら、今の自分はいなかったかもしれない。
今の自分は意外と悪くないかもしれない。
そんな発見もできるかもしれません。
人間にとって「書く」「話す」ということは「放つ」という意味を伴います。
つまり、「書くこと」や「話すこと」で自分を解き放つのです。
自分を解き放ったときに、新たな気づきを得ることができますし、客観的な目で見てもらったときにあなたが持っていた視点とは全然ちがう視点を与えてもらうこともできます。
こうすることで、あなたの過去への見方が劇的に変わることもあるでしょう。
自分が行き詰まったなと思ったら、ぜひ「自分史を書いて」みてください。
文章が上手い下手は関係ありません。
その文章を解き放ちたくなったら、ぜひ下記をご利用ください。
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